屋上緑化にはメリットがいっぱい?重量制限に気をつけて設置してみよう


屋上緑化は積載荷重と排水環境のみ事前確認が必要

屋上緑化前提で設計された建物ならばさほど気にする必要がありませんが、屋上緑化は新耐震基準法に基づく積載荷重制限があります。大きな地震が発生した時であっても、建物が倒壊しない重量を構造計算により算出しているので土や植物の重量を気にしなければなりません。また、排水をしっかり行わないと溜まった水が積載荷重を超えてしまい、天井が落ちるといった問題の発生が考えられます。そこで、屋上緑化は積載荷重がどれくらいなのか把握した上で、排水溝が目詰まりしないように管理しながら行いましょう。

屋上緑化でヒートアイランド現象を緩和

屋上緑化を行うと、植物により屋根の温度が激しく上下動しない役割を期待できます。直射日光が屋根や屋上のコンクリートへ直接降り注がず、一部は光合成により植物のエネルギーと変わるので、屋根の温度が急速に変化しなくなります。集合住宅の最上階が暑い理由の1つとして、天井からの放射熱が室内に入り込むことが有名です。屋上緑化を行うことで、コンクリートが熱くなりにくいために室温に与える影響を抑えられるわけです。

癒やし効果でストレスを解消させよう

屋上に植物があると、屋上緑化により植えられた緑を見に定期的に訪れる人が増えてストレス解消効果を期待できます。自然の緑を見ながらゆったりくつろぐと、ストレス解消に役立つことが既に分かっているので、精神の安定や疲労回復も期待しやすいです。そして、植物から発する光合成により作られた酸素が屋上に溢れることで、二酸化炭素が多めな室内とは異なり深呼吸すれば頭がスッキリします。

建物の屋上に植樹を行う屋上緑化は植物や土の重量を考慮しなければいけません。屋上部分の負担が大きいので、安全に行うには建物の耐久性を確認する必要があります。